Akiのヨーロッパ日記〜ベルギー
7月3日〜7月8日
ロンドンからユーロライン(長距離バス)の夜行でベルギーへ移動しました。
ベルギーはブリュッセルを拠点として、ブルージュ・アントワープ・ゲントへ行って来ました。
そしてベルギーのお祭りのオメガング。よかったです。詳しい日程はこちらです。
ベルギー写真集はこちらです。
7月3日ーベルギー(ブリュッセル)
バスを待っているときに、日本語の上手な韓国人とお話した。4年間勉強しているだけあって
発音がきれいで本当に日本人と間違えるくらいだ。ユーロラインでは、モロッコ人の女の子の隣に座った。
座ってすぐ、水を飲ませてといわれてちょっとびっくりしたが、お礼にとバナナをくれた。
ユーロラインは途中パスポートチェックや、バスから船への乗換えで結局3・4回起こされた。
さらにバスの中は、運転手とすぐ近くに座っていた女の人がずっと大きな声でお話していて、結局ほとんど
寝ることができなかった。結局朝の5時45分頃ついて初めてユーレイルパスを使用して列車に乗る。
ついてからは大雨で、その中同じく宿を探していた韓国人の女の子といっしょに宿を探した。
駅から10分なのに、迷って迷って大雨の中30分くらい探してやっとブリューゲルYHへ。
YHにつくと4人の日本人の人に会って少しお話する。とりあえず2時チェックインなので、また大雨の中
ブリュッセルの市街へ出た。ベルギーは思っていたより英語が通じた。まずはグランプラスへ向かった。
これは、市庁舎をはじめ、周り全部がきれいな建物だった。それから小便小僧(写真はこちら)へ。場所がわかりにくく
ポストカードを買ったお店で聞いてみるとそこだよ店からで教えてくれた。本当に小さい。制服を着ていた。
それから切手を買い駅の近くでパンとコーヒーを頼む。そこで絵葉書を書いてチェックインまでの時間を
潰した。その後ワッフルも挑戦してみた。とても甘かった。その後また迷っていると、
Stミッシェル大聖堂へついた。中に入ってずっと眺めているとミサに参加していいよといわれ、生まれて
初めてミサに参加した。口にアルコールを含んだ柔らかいものを入れてもらって後で他の人に聞いたら
これがキリストの肉ということらしい。初めての体験に感動した。スタンドグラスもとってもきれいだった。
それから、また道に迷っていると、親切なベルギー人も僕も駅に行くからといって
ワールドカップ引き分けだったねーなどと話しながら教えてもらった。そしてYHに戻ると、明日
オメガングというお祭りがあるという話を聞いたので、日本人の子と一緒に見に行くことにした。
7月4日ーベルギー(ゲント・オメガング)
今日は昨日YHで知り合った日本人の子とゲントヘ。その前にずっと気になっていたジャンネケ・ピス
(小便少女)を探しに行ったが、なかなか見つからず迷っていると、ようやく細い道の奥の方に、
涼しげな顔をして座っていてかなり笑えた。その後ゲントへ。適当にトラムに乗ってみたら、
ちゃんと中心街に出た。立派な日本語のパンフレットをもらい、まずは食事へ。
ベルギーの有名なクリームシチュウのようなワーテルゾイとグラタンを頼んだ。
これはとっても美味しかった。ゆっくり食事をした後、神秘の子羊を見に行った。
日本語のガイド付イヤホンを入場料のみで無料で貸してくれたので、初めて宗教画の深い意味
がわかった。ヴァンダイクは兄弟であること、キリストの横にいるのはマリアとヨハネそして、
羊の血が盛られているのが印象的だった。あまりにもゆっくり見たため時間がなくなり
とりあえず近くの古城をパッと見て、ブリュッセルに戻った。夜はもう一人の日本人の子と3人で
今度はワーテルゾイとムール貝(これも絶品)そして、ちょっとお米が恋しくなりパエリアを頼んだ。
その後グランプラスでやる、ベルギーのお祭りオメガングへ。
お祭りの前に見学者全員で歌う国歌に鳥肌が立つくらい感動した。そしてお祭りが始まると、
深い意味はわからなかったけど、順番に中世の衣装を着た人達が旗を持って登場して、それが
終わると今度は竹馬?みたいのに乗った人たちが低い竹馬に乗った人から順番に最後は自分の
背丈以上はありそうな高さの竹馬に乗って次々と現れ、会場を一周していた。
最後は竹馬に乗った人たちの誰が一番長く乗っていられるかという勝負もあり、楽しめた。
そして、何よりグランプラスに響き渡るブラスバンドが最高だった。
それが終わると最後はグランプラスの会場にに赤と緑のライトアップがあり、最後は
少しずつグランプラスもライトアップされていってとってもきれいだった。大満足の一日だった。
7月5日ーベルギー(ブルージュ)
今日は朝からなんとなく鼻の調子が悪く咳もでてきたが、朝はとっても天気がよかったので、
ブルージュへ。ここは街全体が世界遺産というだけあって、とにかく町並みが可愛らしい。
こじんまりとした街だけど、マルクト広場の周りの建物はいままでに見たことがないくらい
もう最高に可愛かった。ただ、雨も降ってきたので、ベルギーチョコを堪能した後、
そそくさと退散した。本格的に風邪ひいてきたと思ってYHに帰って寝ていると、アメリカ人の
子が話し掛けてくれて、その後次々とオランダ人2人、ドイツ人1人と増えていき、日本人は
私とYHに泊まっていた人と2人でワッフルを食べに行った。貴重な体験だった。
このときとばかりは、もっと英語がしゃべれればいいのになぁーと切実に思った。
その後ホテルに戻ってから飲みに行こうという話になったけど、私はさすがに先に寝た。
7月6日ーベルギー(アントワープ)
今日はアントワープに行った。いきなりひとつ前の駅で降りてしまって、そこから何とかトラム
に乗って、中心街へ。みんな親切に教えてくれた。そこの目の前のノートルダム大寺院で
フランダースの犬でネロが見たいといっていた3つの絵(キリスト降下・キリスト昇架・天の聖母)
を見た。それから、ラザニアを食べて、9ユーロのところ、10ユーロを出したらおつりが
返ってこなかった。午後はインフォメーションに行ってネロの散歩道を買ってホーボーケン
へ向かうが運転手さんに過ぎたよと言われ降りたところぜんぜん違うところで、まだ先
だったらしい。降りたところは、雰囲気がいまいちだったので、あきらめて戻った。
そしたら、マルクト広場で演奏をしていて、これがなかなかよかった。また、
教会前のパントマイムも笑えた。その後初めてメトロに乗って無事セントラル駅までついた
まではよかったが、帰りの列車で寝てしまい、MICHCANとかいうわけのわからない駅で
おりてしまった。そこから何とか無事にブリュッセルに戻った。
7月7日ーベルギー(ブルージュ)
今日は日本人とイギリス人の子と3人でもう一度ブルージュへ。
早速カリヨンに登ってみると、階段はかなりきつかったけど、予想以上にすばらしく、
カリヨンの高台は赤の屋根で埋め尽くされていて、日本では見たことがないすばらしい光景に
感動した。その後お昼を食べようとレストランを探したけど、3人だとどこにも座るところがなく、
3件断られて結局広場のほうで食べた。その後愛の湖と呼ばれるところへ行ってみると、
白鳥とカモが仲良くいっしょにいて、とっても素敵なところだった。そして、町並みだけではなく
運河の景色も花が飾ってあってかわいらしいし、私はブルージュがベルギーで一番の
お気に入りの場所になった。