Akiのヨーロッパ日記〜北欧4カ国
7月18日〜7月29日
北欧はヘルシンキ・ロバニエミ・ストックホルム・オスロ等を11日間でまわってきました。
町並みもキレイですし、何よりサンタさんに会えたのが一番印象に残っています。
北欧は旅行の日程を決める最後の最後まで行こうかどうしようか迷っていましたが、なかなか行く機会ももう
ないかなぁと思い、思い切って行くことにして、大正解でしたっ。。詳しい日程はこちらです。
北欧写真集はこちらです。
7月18日ーマルモ〜ストックホルム・
スットックホルム〜ヘルシンキ
今日はマルモからストックホルムヘ。13時40分に着いてiを探しまくったら駅の中にあったが
あまりにも混んでいてヘルシンキへ行きそびれるかと思った。バイキングラインはなんと駅内に
あり予約してすぐに乗り込んだ。10分前だった。この高い北欧でタクシーに乗ってしまった(100KK)
本当に物価が高くてパン1個と水で750円にほ驚いた。ストックホルムは観光する時間がなかったのが
ほかのヨーロッパと違い建物もレンガでそれはそれで素晴らしかった。帰り1泊とってよかった。。
7月19日ーフィンランド(ヘルシンキ)
今日は恐ろしい雑魚寝から一夜明けてヘルシンキに到着した。船からの眺めは次々と島々が
あらわれてとてもキレイだったがさすがに雑魚寝はびっくり。。でもなぜがぐっすり寝れた。
ホテルは10時にチェックインするとすぐに部屋に入れてくれた。
シャワーを4日振りに浴びれて幸せだった。
ちょっとゆっくりしてから駅へ。すべて国際線も予約できたがオスローコペンハーゲンの
夜行がないと言われコペンハーゲンに1泊することにした。その後昼を食べてアテネウム美術館へ。
今回のゴッホはいまいちだった。その後元老院広場で白い大聖堂をみた。
それまで見たことのない真っ白さで目の前の銅像と花壇もキレイだった。
レンガで全て出来ていて中では結婚式もやっていてちょっとしか見れなかったが壁画がきれいだった。
そして夜ホテルで久しぶりの洗濯となんとサウナを無料で入れてくれた。
サウナに入れて本当によかった。フィンランドまで来た甲斐があった。
水をかけると熱くなるサウナ最高だった。
7月20日ーフィンランド(ヘルシンキ)
今日はゆっくり寝て残りのテンペリアウキオ教会とシベリウス公園とアマンダ像を見るために
1日券(4.2ユーロ)を買った。マーケット広場へ行くのに迷っていたら、工事していてわかりにくいから
と一緒についてきてくれて教えてくれた。マーケット広場では犬と猫の芸をやっていた。
アマンダ像をみてからバスでシベリウス公園へ。ここはだだっ広く期待ほどではなかった。
そのごアウキオ協会へ。。ここは予想以上にかっこよく石を掘り下げて作ったという革新的な協会だ。
また外観だけでなく中もすばらしくゆっくり見たかったが結婚式があるのですぐ出る羽目になった。
その後疲れたのでホテルで一回休憩してから夕食を食べにいった。
魚のグリルとビールで17ユーロ。サワークリームとサルサソースがありただでさえ濃い味付けなのに
さらにかきけすようにつけて食べた。恐るべし。。
7月21日ーフィンランド(ヘルシンキ)
今日はスオメンリンナ要塞へ。朝ちょっと雨が降っていたのでどうかと思ったが行ってみると
素晴らしかった。(5ユーロで行けた)まず石でできた囲い、さらに洞窟になっていて中にも入れ、
また大砲があったり要塞の上からは海の眺めがよく、小さいほうの島は周るのは
のんびりと1時間半位で周れて気持ちよかった。大きいほうの島よりずっと眺めがよかった。
アイスも3ユーロで大きくつめてくれて嬉しかった。
それにしてもカモメはものすごい声でなくのでびっくりだ。。そして夜は中華料理店へ。
箸も出してくれて、箸で食べる米は最高だった。米も一粒も残さず食べてしまった。
そして今日はロバニエミへの移動ちょっと白夜の時期は過ぎたが21時半現在明るい。
さっき太陽も顔を出していた。夜行列車で明るく景色も楽しめるなんて、なんだか得した気分。
車窓もいい。森と湖が次々と見えてくる。ちょっと天気が悪いけどわくわくするっ。
結局太陽は22時30分に沈んだ。
7月22日ーフィンランド(ロバニエミ)
今日は朝ついてからサンタクロースビレッジへ。村そのものにショップやオフィス、iもあって
とってもかわいらしい。ついたらすぐにArctic Circle(北極圏)の線があり早速写真を撮ってもらう。
とっても気分がよかった。朝は恐ろしく寒かったが昼からは暖かくなった。
サンタ郵便局ではがきを送り自分宛にサンタクロースから手紙が届くようにした。(6ユーロ)
さらに念願のサンタさんとの対面。日本語もしゃべってくれた。ただ写真は自分のカメラ
で撮ることは禁止で残念。それでもサンタさんに会えて本当に感動した。
食事はヘルシンキに比べると安かった。そこから1キロ離れたところにあるトナカイの放牧
も見てきた。角が本当に立派で馬に角がついているみたいな感じだった。
そこまではよかったのだが、ユースが10時からオープンかと思いきや10時〜17時までクローズ。
2時間半も待ちわびることになった。
7月23日ーフィンランド(ロバニエミ)
今日は、昨日ホテルで会ったリーフとかよこさんと一緒にホテルを出た。
日本人とお話するのは久しぶりだ。
プラプラ中心部まで出てサンタパークにもう一度行こうかどうしようか迷ったが結局やめて、
一緒に中華を食べた後お別れして一人でネットカフェとおしゃれな喫茶店に入った。ここの物価は日本と
同じ位か若干安く感じた。しばらくもつように食料品も買いだめした。でもどこにも行く気がしなくて
結局列車を2時間待っていると香港の3人組の人がゆっくり話してくれて仲良くなった。
とても楽しかった。その後マレーシア人のリーフと一緒にまた夜行でロバニエミ〜タンペレへ移動した。
7月24日ータンペレ〜トゥルク〜ストックホルム
リーフは相変わらず一人でしゃべっていて人の話を全く聞かないので本当に疲れた。。
早く別れよう。。今日はタンペレにより、タンペレから12時10分の列車でトゥルクへ移動。
タンペレには早く着いたので少し時間を潰してから大聖堂へ。時間前だったのに
開けてくれた。貸切だ。ステンドグラスの太陽と星、あとアダムの木の壁画が美しかった。
その後、ムーミン博物館へ。(4ユーロ)予想以上によかった。1つ1つのオブジェがかわいらし
くってムーミンを見てほのぼのとした気分になり、落ち着いた。
その後トゥルクへ。トゥルクでは着いたら運良くお祭りをやっていたので見に行った。
屋台では伝統的な食べ物のほかにキツネの丸々原型をとどめた毛並み(おそろしい。。)
豚の丸焼きなどが売っていた。中世の衣装を着ている人もいて、とてもきれいでテーマパーク
にでも来ているような気分だった。
ちょうど私の立っていた目の前で劇をやっていたのでラッキーにも一番前で見れた。
そして夜行列車でストックホルムへ。
7月25日ースウェーデン(ストックホルム)
今日は一人でのんびりとストックホルムを見学することにした。朝着いたらYHまで歩いて45分
と言われ、なくなくタクシーでYHへ。船のYHアフチャップマンだ。見た感じが面白くて子供とか
家族連れにはいいなと思ったが疲れた身体にはちょっとキツかった。
ストックホルムまずはガムラスタン(旧市街)へ。
駅から10分くらいで見えてくるガムラスタンは大人の中世の街という感じでとても素晴らしかった。
石畳やレンガが美しい。大教会という教会を見て次は市庁舎へ。
初めてエレベーターのある(半分まで)展望台へ。ここからの眺めは湖と街並みがきれいだった。
それから街へ。こっちはショッピング街が続き特にこれといって特徴はなかった。
夜はスーパーの食材を利用。スーパーは安くて助かる。。夜はすぐに寝た。
7月26日ーノルウェー(オスロ)
今日は4時に起きてオスロへ。YHを出ると、日がのぼる前で空は赤く見えて
ガムラスタンの眺めはキレイだった。オスロではまずiへ。
やっぱりフィヨルドを見るのに日帰りは無理なので、日程的にもこの後行く予定だった
コペンハーゲンを諦めることにした。それからフログネル公園へ。
ここは入り口から老若男女の石造が次々とあらわれて、あの有名なモノリッテンの塔はバス停を降りた
ところから見ることができた。予想以上に素晴らしく、同時に人間の一生について考えさせられる
ような気がした。また、公園内は花と川にいるカモもかわいかった。
その後ムンク博物館へ。有名な叫びを見てきた。本当に叫びが伝わってくるようだった。
その後YHへ。YHではイングランドから来たおばあちゃん3人と同室で、言葉のわからない私に
とっても気長に親切に話し掛けてくれてすごく嬉しかった。それにしてもおばあちゃんばかりのYHは初めてだ。
日本から持ってきた折り紙で鶴を折ったらすごく喜んでもらえてよかった。
そしてこの旅行で一番嬉しいことがおきた。なんとおばあちゃん3人からといってピンバッチをくれたのである。
英語の苦手な私に(もっと勉強していけばよかったのですが。。。)
ここまで親切にしてくれて、泣きそうな位嬉しかった。
本当に旅行にきてよかったなぁと思える瞬間だった。
そして、もうひとつロビー近くでお話したオージー(オーストラリア人)の夫婦にも、
あなた英語上手じゃなーいっ。と声をかけてもらえてとっても幸せな気分になったいい一日だった。
余談ですが。。。
思い返してみると、ヨーロッパを周遊したというとみんなに英語ぺらぺらなんでしょ??
と聞かれるのですが、本当に謙遜でも何でもなく私は本当にほとんどしゃべれないのです。。
(少ない単語とジェスチャーがほとんど)ましてや聞き取るほうがもっと難しい。。
さらに英語もままならない私はヨーロッパ各地のことばなんて、
????なのです。。。そんな中、最初は自分の気持ちが伝えられないことによるストレスもかなりあって、
(もっと勉強していけばよかったのですが。。。)くじけそうになることも多々ありました。
そんな中でのこういう温かいふれあいは私にとって大きな財産となりましたっ。
7月27日ーノルウェー(オスロ〜フィヨルド〜ベルゲン)
今日はオスロからベルゲンへ。タクシーしかなさそうだったが、ギリシャ人の方がバス17番で
行くと言っていたのでついていった。バス停で待っているとイングランド人の方もきて
次第にいろいろおしゃべりして仲良くなって無事に駅に着いた。
さすがに2日連続4時起きはつらかったが列車からの眺めは走って1時間くらいで壮大な景色
になってきた。いくつもの湖と森が素敵だ。ミュルダールに着いてからは同じホームの逆側からフロム行きへ。
そこで日本人(偶然、漢字は違うけど同姓同名だった。。)のAkiちゃんにフロム線のことを聞いたのを
きっかけにAkiちゃんと韓国人のキムさんと3人でまわることになった。Akiちゃんは20歳なのにとっても
しっかりしていて7回目の挑戦でデンマークに留学した学生だった。
フロム線では途中滝で下車し、壮大な滝を見たあと、左右に素晴らしい景観を眺めながらフロムへ。
フロムから船でグドヴァンケンへ。予想していたより一本早いので行けた。
船からはフィヨルドの壮大な景色と断崖絶壁の山々が素晴らしかった。船だとフィヨルドが大きな曲線
となって見えるが、これが学生のとき教科書で習ったフィヨルドなんだーっ。と思うと妙に嬉しかった。
グドヴァンケンまで来れば充分にフィヨルドは満喫できた。その後VOSSまで出てそこからの列車が
しばらくなく、19時15分の列車になった。そこでも日本人のグループの人達と色々お話した。
それからまだまだ時間があったので、とりあえずスーパーに行って貧しい夕食。それからベルゲンへ。
ベルゲンのYHは強烈だった。。男女相部屋なんだが、入った途端毛むくじゃらの人が寝ていて
びっくりした。(ゴメンナサイ。。)これなら大部屋のほうがいいかも。。Akiちゃんと一緒でよかった。。。
その後部屋には戻りたくなかったので、Akiちゃんと一緒にヘイロン山へ。
ここからはフィヨルド。そして港町の夜景のコントラストが最高だ。トロルとも写真を撮る。
それから世界遺産の街へ。ハンザ時代の建物というだけあって綺麗。王の家も城になっていて
素敵だ。その後インド人の方が作ってくれたご飯を頂いて寝た。
7月28日ーベルゲン〜オスロ
何だかんだいって10時まで爆睡。すぐ近くの市場で生まれて初めてのキャビアののったパンを食べた。
おいしすぎる。。その後市街に行ってみたが特に見るものもなかったので駅近くの公園で時間を潰す。
みんなハトにえさをやっていた。それからまたオスロへ移動。あまりの疲労でせっかく乗ってきた
日本人とお話することもなく22時にオスロ到着。さすがに夜道だったので心配だったがアメリカ人の
おじさんもYHに向かうと言っていたのでくっついていって無事到着した。
7月29日ーオスロ〜イエテボリ〜コペンハーゲン
〜ディースブルク(夜行)〜アムステルダム
今日はとてもとても大変な一日だった。オスロを7時半に出てイエテボリで乗り継ぎコペンハーゲンへ。
しかしコペンハーゲンのいれる時間はたったの2時間。でもせっかく来たんだし。ということで
意地になって人形の像まで行くことに。かなりの方向音痴なので心配だったが
せめて写真だけでも。。と思い出発。道行く人に聞きまくりながら、
駅ー市庁舎広場ーストロイエーゲフィオン噴水ー人魚の像まで無事にたどり着いたが
これがまた思いのほか遠いい。。本当に写真だけを撮って、帰りは走りながら駅へ。
2時間で帰ってこれて何とか間に合いそう。。と思って荷物を取りにいくと
荷物の預かり所に誰も人がいない。。列車の出発まではあと10分これを逃すと夜行にも乗り遅れる。。
そう思うと理性なんてぶっとび、勝手に預かり所のドアを開けて入り、荷物を取ったら、案の定
警備員らしき人に怒られる。とりあえず事情を説明するひまもなく階段を駆け上がりホームへ。
間に合ったと思ったら、一緒に持ってきた紙袋がない。。
カメラとせっかくサンタさんと撮った写真も入っているのに。。
でも列車出発までの時間はあと3分。紙袋をあきらめようかと思ったが猛ダッシュまた荷物預かり所に戻り
ホームへ。幸運にも列車が遅れていた為ギリギリ間に合った。。もう2度とこんな日程はこりごり。。。