東北旅行日記〜福島・夏油温泉・蔵王・山寺
6月18日から3週間仙台の友人の家を拠点として、近郊の松島、福島の猪苗代湖のサイクリング、五色沼、山形の
サクランボ狩り、蔵王のドライブ、岩手の毛越寺、夏油温泉、山寺見てきました。その旅行中の日記です。
6月17日
いよいよ明日、仙台旅行出発なのに、まだ何も用意していない・・・。(今現在18日1時10分)
前回も旅行前の準備を出発日の夜中にやっていたので、仙台につくと、重要な眼鏡を忘れてしまった。
というわけで、いい加減準備にとりかからなくては・・・。前回は冬の旅行で、雪の多い札幌から脱出しての
仙台だったので、大きな道路に雪がないのは、かなり嬉しかったけれど、今回本州は梅雨真っ只中。
札幌のほうが気候いいかも。でもせっかくなので満喫してこよう。
6月18日
13時頃仙台到着。機内で仙台の気温21度と言っていたので、そんなに暑くないんだー
と思っていたらしばらく外にいるとかなり暑い。でも、今日はカラッとした天気だったので
よかったよかった。お昼にMs ダイニング?とか言う聞いたことのない、ファミレスに入った。
ランチも580円で、味もなかなかよかった。
午後からは、ビデオのインビジブルを借りて、見た。これは一度オーストラリアでも見たビデオだった
ので何となくストーリーは読めたけど、オーストラリアでは英語がほとんどわからず、
映像だけで何となく理解して見ていたので、こうしてちゃんと字幕で見てみると、また違うおもしろさが
あった。シュリも借りたので、時間がある時に見ようと思う。
6月19日
今日は仙台にある動物園にいこうと思い、早起きしたら、あいにくの雨・・・。あーあ。
夜中に大雨になってそのまま降りつづけていたらしい。しょうがないので、もう一度ふて寝して
起きたら、もう5時半だった。これじゃあ仙台に来た意味がないので、買い物がてら、
多賀城跡を見に行ってきた。ここは友人の家からも、15分くらいで行けるところだったので、
看板見ながら、車で走っていると、小屋みたいなかたちをした、多賀城跡を見つけた。
私が探した限り、駐車場もなかったので、もう一度一周して、見ることにした。でも、
どうしても運転しながら、しか見れなかったので、正直あまりに一瞬のことで、よくわからなかった。
今度はじっくり見にこようと思った。
6月20日〜ループル仙台
今日はループル仙台(バス)の一日乗車券を購入して、仙台の市内観光に行った。
朝からぽつぽつ雨は降っていたけれど、昨日のこともあるので、とりあえず仙台駅
に向かった。仙台駅は巨大歩道橋があって、バス乗り場も歩道橋の下、3箇所に分かれていた。
手に追えないくらい方向音痴の私は、案の定3回目にしてやっとたどり着いたと思ったら、バスに
おいてかれてしまった。それから30分待って9時半に出発。
とってもかわいいバスで、乗客は予想通り年配の方々がほとんどだった。600円で一日乗車券
を購入して、まず最初、瑞鳳殿前(入場料450円)で降りた。伊達政宗が、終焉の地として
遺言したといわれる経ケ峰の森を歩いた。
石段がずーっと続き、最初に普通のお寺みたいなところに行った。
それからまた少し歩いて、伊達政宗の霊屋だという瑞鳳殿につくと、そんなに期待していなかった
だけに、瑞鳳殿のきらびやかさに圧倒された。バリ島やバンコクでお寺を見た時と同じくらいの、
綺麗さがあった。それから少しすすんで、感仙殿を見学した。
これも瑞鳳殿と同じような感じだったが、とっても綺麗だった。これを見れただけでも、今日来た甲斐が
あったと思った。それからまたバスにのって、今度は仙台城跡(青葉城跡)に向かった。
仙台城跡自体は、お城の面影は全くなかったが、隅櫓と天守閣を持たない仙台城跡を守るため
かつて作られた三重櫓はお城の形として残っているということなので、楽しみにしていたが、
隅櫓はあっさりとバスで通りすぎてしまい、三重櫓は大地震で崩壊し、今年復元が行われるらしいが、
まだ完成していなくて見れずじまいだった。
でも、仙台城跡にあるお寺?はとても綺麗だったし、何といっても伊達政宗の馬に乗った
石碑もすばらしかった。また、その石碑のある仙台城跡地から見る景色は、仙台を一望できて、
とっても綺麗だった。それから次に城禅寺通りに向かった。ここは、彫刻の町を目指している
仙台らしく、彫刻とケヤキ並木があるときいていたので、一番楽しみにして向かった。
そして、期待しながらバスを降りると、ごく普通のお店が建ち並ぶ道で彫刻も近くの地図を見たら
7体くらいしかないということでこれにはちょっとがっかりした。そしてそこからしばらく歩き、コートドール
を見つけたので、そこで昼食をとって、帰宅した。600円でこれだけ名所を見てまわれ、しかも
思っていたよりずーっと綺麗だったので、大満足だった。
6月22日〜松島
今日は、松島までドライブに行った。松島までは、混んでいる道を通らないで、しかも20分位で
行けるので、行くまでの道のりも運転しやすくて快適だった。そして、冬に来た時に見過ごした
坂上田村麻呂が東征の際に建立したといわれる五大堂に行った。ここはとにかく観光客が多く、
修学旅行生もたくさんいたので、あんまりゆっくりは見れなかった。そして近くの笹かまを売っている
お店の2階の食堂で昼食をとった。笹かまがサービスでついて、ぷりぷりっとしていておいしかった。
そしてそれから松島四大観(多聞山、扇谷、富山、大高森)の一つの富山に行ってみようと思い、
またドライブを開始した。奥松島から野蒜駅の方に向かっていると、大高森の看板を見つけたので、
同じ四大観ならこっちでもいいやと思い、急遽こっちに変更した。これがまた、行くまでの道が、
両脇、松島の景色や、木に囲まれていて何とも言えないくらい最高に気持ちよかった。
丁度借りたばっかりのMDを聞きながら、気持ちのいいドライブになった。
行く途中嵯峨渓を見つけたので、車をとめて眺めていると、釣りに来ている人がたくさんいた。
この嵯峨渓は私が見た松島では一番雄大で、とってもすばらしかった。
それから大高森を眺めた。私としてはやっぱり嵯峨渓の断崖絶壁になっている雄大な景色のほうが
感動した。全体的に松島は冬より夏のほうが木が生い茂っていてすばらしいような気がした。
そして帰り、スーパーに立ち寄ろうと思って向かっている最中、左側からゴゴッという鈍い音が・・・。
やっちゃいましたー。あわてて車を見ると傷はなかったので一安心だったんですけど、ひさびさに
えんせきにやってしまいました・・・。傷がなかったのでタイヤだと自分に言い聞かせつつ・・・
かなりショックだった。
6月25日〜福島1泊2日旅行
今日は福島(東山温泉)に1泊2日旅行でむかった。前の日の夜から、すごい大雨だったので晴れると
いいなと思っていたのに、朝起きたらやはり雨だった。11時頃出発して苦竹方面から国道4号線に入り、
あとはしばらく国道沿いに真っ直ぐだったのだが、だんだん雨足が強くなり、ワイパーを最強にしても前が
見えないくらいの大雨と普通の雨の繰り返しのままのドライブとなった。
白石を過ぎた当たりから、山々が見えてきて、福島市から国道115号に入った。
丁度その頃、雨も小ぶりになってきたので、福島にある有料道路の一つレークラインから行くことにした。
そして115号を走って、レークラインに入った途端ものすごい大雨になってしまった。
それでもせっかくなので景色を楽しもうと途中の駐車場で一休みし、眺めて見たが、ものすごい霧で
あまり景色がわからなかった。それでも途中秋山湖を眺め、それから五色沼を見る予定だったがあきらめ
会津若松方面に向かった。その頃雨も小ぶりになってきたので鶴ヶ城を見ることにした。
駐車場を降りてから少し歩くと五軒丁濠と呼ばれる川みたいなところにかかっている廊下橋高石垣
が趣があってよかった。それからしばらく歩くと天守閣が見えてきてさすが鶴ヶ城は東北地方随一の名城
というだけあって、斜め横から見る天守閣はすばらしかった。それから中を見学し5Fの展望台からの眺めは
360度福島を見渡せるもので、天気が悪くても、とてもきれいだった。
上からは南走長屋もみえてとても趣があった。しばらく景色を堪能してから、東山温泉のホテル新瀧夢千年
に向かった。天然岩風呂が男女入れ替えで入れたので丁度夕食前は女風呂だったので入ってみると
小さな岩風呂が3つほどあり、ぬるいお風呂と熱いお風呂があり、とても気持ちよかった。
そして旅行の楽しみの一つ夕食は、ニシンと竹の子の卵とじ、あゆの塩焼き、など旬の素材が出て
ちょっと品数が少ないような気もしたが1泊2日で10000円で旬の素材も味わえたのでよかった。
それから今度は男女別の内湯に行った。こちらはこじんまりとしていたので30分ほどであがって
のんびりと休んだ。明日は晴れるといいなぁー・・・。
6月26日〜福島2日目
温泉に行くと食事前の朝風呂が楽しみなので、フロントに7時30分にモーニングコール頼んだのに、
いざコールがなって起きると8時30分。朝食の準備ができましたとのこと。
今まで温泉に来て寝過ごしたということはなかったので、どうやらモーニングコール忘れられていた様子。
確かに夜遅くに頼んだのは悪かったと思うけどそんなーといった感じで、あきらめて朝食を食べ、すぐ出発。
曇り空だけど、雨は降っていないので昨日見れなかった分、いろいろ見ようとまずは猪苗代湖へ。
車の中から見る猪苗代湖は雄大でとってもきれい。猪苗代湖を道沿いには知っているとお土産やさん
やレンタサイクルの文字が見えたので、入ってみることにした。そしたらレンタサイクルはサイクリング
コースがありその中での使用は無料とのこと。天気も少しづ日が差してきたし、さっそく自転車を借りて
走ってみると左側には白いお花畑が広がり、右側には猪苗代湖が見えて、何とも爽快な気分になった。
久しく自転車は乗っていなかったけど、風が気持ちよくて、景色を堪能しながらのサイクリングは最高に
気持ちよかった。それからどうしても会津の郷土料理の一つ田楽が食べたかったので、また会津まで戻った。
丁度時間もお昼ころでお腹もすいてきたので、お秀茶屋という老舗茶屋に行った。
ニシン、油揚げ2本、餅2本ついて800円の田楽とくるみ餅を注文した。
餅の外側はカリっとしていて、味噌味が何ともいえなくおいしかったし、またニシンの田楽はニシンの
うまみと味噌がすごくよくあっていて、最高においしかった。くるみ餅も初めて食べたけど、おいしかった。
かなり幸せな気分になりつつ、有料道路ゴールドラインを通って五色沼に向かった。
五色沼は小さいころに来たことがあってとても印象に残っていたのだけど、今回五色沼についてすぐ見た
瑠沙門沼のエメラルドグリーンのきれいさには子供の頃みた感動以上に感動した。
沼がこんなきれいな色をしているなんてすごいと思いつつ自然探勝路をハイキングすることにした。
ハイキングも久しぶりだったので、たまにはきれいな景色見ながら
のハイキングもいいもんだなーとすごく気持ちよく感じた。その途中るり沼、青沼をみて、途中の川では
大きな鯉も見れたし、最高の気分のまま、出口は駐車場と違う方向らしかったので来た道をひき返して
戻った。久しぶりに自然に触れ合いながらの運動はとても気持ちよく本当にいい旅行だった。
でもさすがに普段運動不足のせいか、帰りの運転はきつく、持ち前の方向音痴を発揮して、
途中福島方面に戻ってしまうハプニングがあり、際めつけに、一日目着ていた服をホテルにおいてくる
というハプニングもあったけど、楽しい旅行だった。
6月28日〜蔵王と寒河江サクランボ狩り
今日は蔵王までドライブに行った。朝7時半頃家を出たせいか、若干道が混んではいたけれども、
蔵王エコーラインに近づくにつれて、だんだん快適なドライブになってきた。
国道286号線を走っていると、途中に釜房ダムと呼ばれるダムが見えてきた。
あまりのきれいさに車をとめて見てみると、赤い橋がかけられていて、ダムとその奥に見えてくる山々が
今までに見たダムにはないくらいすばらしかった。それからまもなくして蔵王エコーラインに入った。
道は北海道と違って、かなり狭く、左側が溝になっていて、ちょっと馴れなかったけど、次々と雄大な
景色が見え始めてきた。さすが山の中に近づくにつれて、この日仙台は30度あったにもかかわらず
ひんやりとしていて、快適だった。そして、しばらく走っていると蔵王国定公園の看板があるところに
駐車場があったのでとめて見てみると、異世界かと思うほど、山がダイナミックで、断崖絶壁が
ものすごい迫力だった。それからもう少し真っ直ぐ行くとお釜の看板が出てきて、頂上まで行くには530円
(たしか・・・。)かかった。駐車場降りると売店があり、それを超えると、道の悪い登山用の道みたく
なっており看板も見つけられなかったので、しばらく歩いて降りてみるとすごい霧の中、人の気配が
全くなくなったので、なにか違うかもと思い、結局山を登って戻ることになった。戻ってみると人だかりが
あったので、ここがお釜かーと思い、行ってみると、すごい霧の中丁度一瞬だけはれたらしく、
周りの歓声とともに霧が晴れてお釜が浮かび上がって見えてきた。
何ともいえないくらい幻想的で、それも一瞬だったので、もう一度見たいと思いしばらくまってみると
また、お釜が見えてきた。見えてきたというより本当に浮かび上がってくるという感じだった。
それから売店に戻り、山形名物たまこんにゃくを食べた。
醤油加減が丁度よく、1本100円というのも魅力的で、とてもおいしかった。
時間はまだ11時だったので、蔵王エコーラインをぬけて、寒河江のサクランボ狩りに行くことにした。
大体の場所は電話で聞いたんだけれどもいまいちわからなかったのでとりあえず国道112号線を走って、
寒河江市についたら道の家があったので立ち寄ってみると丁度市かどこかでやっている
サクランボ狩りの受け付けもそこでやっていた。1時間食べ放題で1200円ということでさっそく申しこむと、
近くの観光さくらんぼ組合管理センターに案内され、そこから今度は個人の家を紹介してもらった。
佐藤さんというところでお世話になることになった。さっそく行ってみると人のよさそうな感じの
佐藤さん御一家が丁度サクランボの種分け作業をしていた。声をかけるとさっそく案内してくれて
ついていくとサクランボの木が奥まで続いており、サクランボがいっぱいなっていた。
そしてこの辺はナポレオンという品種とか教えてもらって、この木のサクランボがおいしいよというところで、
さっそく食べてみた。みずみずしくておいしかった。一つの木にこれだけサクランボがなるものなんだと
思いつつ一人しかいなかったので、さっそく思う存分頂いた。食べ始めたらとまらなく、
また特に一人で行ったせいかしゃべる相手もいなかったのでただひたすら2.30分食べつづけた。
さすがにもう無理というくらい食べた後お礼を言って帰ろうとしたら、サクランボ買っていかない?
といわれたんだけれども、札幌までの送料を考えるとちょっと手が出なかったので、帰ろうとしたら、
車を見て札幌から一人できたの?ときかれ、いろいろお話していると、なんと料金には全く含まれて
いないのに、お土産のサクランボまで袋にいっぱい頂いた。サクランボがおいしいのはもちろんだけれども、
たった2・30分の間だったのにこんなにも親切にしていただいて、とても感激した。
この場を借りて改めて御礼が言いたいです。
それから帰りは違う道を通って家に着いた。人の親切に触れることのできたとってもいい一日だった。
7月2日〜夏油温泉1泊旅行
今日は、夏油温泉に1泊2日旅行でむかった。
先週とはうってかわって、暑すぎるくらいの快晴で、天気にも恵まれ、午前11時に出発。
それからCDをレンタルして、今度は国道4号を福島と逆方向に走った。
そんなに渋滞もなく、順調に岩手県に入り、まもなくすると厳美渓の看板が出てきたので
左折し、そこから10kmくらいで到着。とりあえずおなかがすいたので、団子やさんで食事をとった。
600円で6本ついて全部違う味が楽しめる団子を注文してきてみると、さすがに大食いの私でも
びっくりするくらいのヴォリュームだったけど、定番の醤油、餡子から、仙台名物?のズンダもちの
うえにのっている緑色のタレやくるみ味もあり楽しめた。それから橋の下におりて、厳美渓をみてみると、
全部石でできた渓谷で、とても不思議な感じがした。しばらく石の上を歩いて、下に流れている水をみて
見ると、おたまじゃくし、やアメンボなど、小学校の時に見て以来の懐かしい生物を見た。
それから戻ろうとすると、渓谷の上と下で、ロープがかけられ、籠の橋渡しをしていた。
どうやら下で、石をポーンとたたくと上からその籠をロープで引っ張りまたしばらくすると籠が
戻ってきて、団子が買えるらしい・・・。さすがにお腹いっぱいだったので買わなかったけど、
何ともめずらしい光景に見入ってしまった。
それから来た道を戻って藤原基衡によって造営されたという毛越寺にむかった。(500円)
お寺は初詣の時くらいしかあまりくる機会はなかったんだけど、混雑していないお寺をのんびり
と見てまわるのはとっても気持ちがよかった。お参りし、お札を見てから、庭園を見てみると、
大きな庭園で、一周しようと歩いていると、丁度あやめ祭りが行われていて、あやめの花がいっぱい
咲乱れていてとてもきれいだった。
庭園自体も広々としていてとてもおちつけた。そろそろいい時間になったので、夏油温泉に向かった。
しばらく国道4号を走っていると看板が出てきたので、それから2.30kmほど山奥に向かって走っていると
だんだん景色も雄大な自然に囲まれてきて、ついには車一台分しか通れないような道に突き当たり、
道のいたるところにあるミラーを見ながらの運転は初めてだったので、かなり緊張した。途中で友人に運転
を交代してもらったけど、友人は最後までミラーの見方がわからなかったというのも何とも恐ろしいと思った。
そうこうしているうちに無事に着いてみると大自然に囲まれた1軒宿といった感じで何ともわくわくしてきた。
案内してもらい部屋につくとはシンプルな和室で、さっそく洞窟の湯のことを聞いてみると、
ぬるめのお湯が半分くらい入っていて、入るというよりは散策がいいですよと言われて脱衣所
もないということだったので、あきらめ、その他の5つある露天風呂のうち2つが5時から6時まで女性専用
の時間だったので、さっそく散策しながら露天風呂に向かった。露天風呂までの散策は、自然と温泉の
混ざり合ったような匂いが何ともいえないくらい落ち着けて、最高に気持ちよかった。
さっそく大の湯というここにある5つの露天風呂のうち1番大きな露天風呂に入ることにした。
お湯はちょっと熱めだったけど、お風呂から見える景色は、まさしく大自然の中の露天風呂といった感じで、
これもまた最高の気分だった。そしてさすが100%純泉というだけあって、体も火照っていたので、また
しばらく散策してみることにした。大の湯を中心に3つ露天風呂が近くにあり、残りの2つは少し離れて
川の左右にあった。風も冷たくなってきたので火照った体には気持ちよく全部の露天風呂をのぞいてから
部屋に戻った。そして夕食。鮎の酢漬けや、見たこともないような山菜のてんぷら、そしてミズといわれる
岩手や秋田でしか採れないという山菜などの夕食はとっても美味しかった。
そしてその後露天風呂は8時半までということだったので、今度は女性専用の露天風呂に行ってみた。
そこは木でできていて、今度は木の香りがとてもよかった。お湯もさっきの大の湯よりはぬるめで、
丁度いいくらいだった。ここの温泉は全部違った泉質、温度というのもすごいと思った。
さすが8時を超えると真っ暗だったので部屋に戻りくつろいだ。そして夜2つある内風呂を両方とも行ってみると
一つは丁度いい温度の内風呂と、もう一つはぬるま湯で、楽しんだ。
7月3日
一緒に行った友達が夜中咳き込んでいたので大丈夫かなと思っていたら、やはり体調が悪いらしく、
今日はどこにも寄らずに真っ直ぐ帰ることにした。とりあえず朝起きたらものすごい大雨だったので、
内風呂に行ってガラス越しに外を見てみると、雨にぬれた草木がつやつやしていてとてもきれいだった。
そして戻ってきたらすっかり晴れていた。ちょっと朝の露天風呂をのがしておしい気もしたけど、
朝食のバイキングに向かい、一休みしてから出発し途中通り道だったので伊豆沼の田園風景を
ちょっと眺めてから、すぐに帰宅した。
7月7日〜山寺
今日は朝からいいお天気だったけど、なんとなくだらだらしていて、14時になった頃に、
このままじゃあだめだっ。と思い急遽、仙台にいる友達と一緒に芭蕉の句でも有名な山寺に向かった。
あまりにも急だったので、地図など見ないでナビだけを頼りに出発。
仙台の中心部も混雑もなく意外とすんなりいけて、4時過ぎに到着。
無人の駐車場にとめて、どこからのぼるのかわからないままうろうろしていると、近くのお店の人が
教えてくれた。少し階段を上ると、芭蕉の石像やお土産やさんが広がっていた。
山形名物玉こんにゃくをとりあえず食べつつ1000段以上もあるという石段に挑戦。
最初ちょっと上った階段も1000段に入っていればいいのに・・・などといいつつ一段一段のぼりはじめた。
最初はあまり景色も変わらないので、一気に行くとやっと半分というところから少しづつお寺や雄大な景色
が広がってきた。そして意外と上までいけるかもと思いつつ、残りの半分を歩き出すと、
本当にさっき段数と同じ?と思えるほどきつくなってきた。途中のお寺には一般の人も住んでいる様子で
毎日この階段を上っておでかけするのかと思うと、驚きだった。だんだん最初のペースから落ちてきたころ
一休みすると、復活できたので、また歩き出した。そうしてようやく展望台の看板が見えたので
何とかそこまでは・・・。と思いたどり着いてみると、そこからの景色はまさしく絶景だった。
これが見れただけでも本当にのぼってよかったなぁーと思えた。しばらく景色を堪能してから、一気に降りた。
そして今度はそば粉を使ったソフトクリームと冷たいお茶を飲んだ瞬間がまた、とても幸せだった。
そして帰り・・・。安くて、でもまずくて有名な○しのは○〇やにどうしても興味がわき友達といってみる
ことにした。確かに安い。餃子5個で80円をはじめ、おかず類は60円から高くても120円ほど。
そして味のほうは・・・。予想していたよりは大丈夫だったものの、一回くれば納得という感じだった。
7月9日〜松島〜野蒜海岸
残すところあと一日。ここのところとってもいい天気だったので、また松島にドライブしに行った。
松島は冬も含め4回目だったので、さすがに景色にもなれてきたので、また前回も行った
奥松島に向かった。ここの並木道?みたいな道路は何回通っても気持ちよくて、今回は
野蒜海岸まで足を運んだ。ここのビーチは白砂で右側に松島が見えてとてもきれいなビーチだった。
せっかく来たので、どうしても海に足を入れてみたくなり、足だけ海に入ると、思ったより
ぬるくて、今度は絶対夏の暑いときに来たいなぁーと思いつつ海岸をあとにした。
そして夕食、なぜだかむしょうにお好み焼きが食べたくなり、歩いて5分のお好み焼き屋さんにむかうと
なんと今日に限ってお休み。頭の中ではお好み焼きが広がっていたので、結局360を見て
かなり混んでいる道路をぬけ、わざわざ1時間近くもかけて泉区にあるお好み焼き屋さんまで
向かってしまった。3週間東北のいいところをいろいろ見てまわれてとってもいい旅行だった。